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大人の皮膚病

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大人の皮膚病 | 医療法人社団久本皮ふ科医院 宇部市 皮膚科 レーザー治療 しみ 脱毛

大人の皮膚病

アトピー性皮膚炎

ダニやホコリなどアレルゲンに対して、過剰反応を起こしたり、皮膚バリア機能が弱く皮膚が乾燥したり
傷ついたりしやすい体質の方が、日常生活の様々な悪化因子(ストレスなど)を受けて発症します。
アトピー性皮膚炎の原因は単純ではなく、その病態をアレルギーだけでは説明する事はできません。
皮膚バリア機能の障害、遺伝的要因、心理的要因、環境因子などが複雑に絡み合っていると考えられます。

【治療】
常識的な範囲でのアレルゲン除去(掃除をきっちりするなど)をしっかり行い、
毎日の入浴のスキンケア(保湿剤をぬる)を欠かさないこと。
湿疹病変が出てきたら、早めにステロイドやプロトピックなどの外用を行い、軽快した後は、保湿剤によるスキンケアに加えて、皮診があった部位に抗炎症外用薬を週1回塗布する。
痒みが強くなって掻きたくなるような事(辛い食事や熱い風呂で温まること)はできるだけ避け、
それでも痒い場合は抗アレルギー剤などの痒み止めを内服することです。

【注意点】
・入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保つ。 その際、風呂の温度はぬるめで、低刺激の石鹸を使用し、優しく洗い十分すすぐ。
・室内の湿度は50~60%が理想です。
・肌着はなるべく綿が多く入った柔らかいものを使用する。
・爪は短く切り、掻破による悪化を防ぐ。
・ダニやホコリは悪化因子。掃除機をこまめにかける。
・ストレスのコントロール。

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じんましん

じんましんは,蚊に刺されたような大小の膨疹が全身に生じる病気です。
1つ1つの膨疹は数時間で消えますが、次々に新しい皮疹ができます。
原因としては、扁桃炎など慢性感染症、食物、薬剤、ホコリなどの吸入物、寒冷などの物質的刺激、心因があります。
このうち食物、薬剤、吸入物によるものは、多くがアレルギーによるものと考えられますが、
その他の型のじんましんでは、その作用メカニズムははっきり分かっていません。

【治療】
臨床経過からじんましんは、急性じんましんと慢性じんましんに分けられます。
急性じんましんは、食物あるいは薬剤性のことが多く、原因となる物質の摂取をやめれば治ります。
一方慢性じんましんの場合は、ほとんど原因が分からないために、
抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服で、コントロールしていきます。

【注意点】
掻くと、余計に発疹がひろがり、ますますかゆみも増しますので、かかないよう気を付けましょう。
また、体温が上昇すると かゆみが強くなることが多いので、熱い風呂に入ることは避けた方がよいでしょう。
食事に関しては、ワサビやトウガラシの効いた刺激の強い食物は避けるようにしましょう。

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手荒れ・主婦湿疹

手荒れは、別名主婦湿疹ともいわれます。
手のひらは、他の皮膚と違って皮脂腺がないので、表面を刺激や乾燥から皮膚を守りづらい環境にあります。
水仕事や紙を頻繁に扱う仕事を行っていると、皮脂が落ちてしまい、皮膚を保護する機能が弱まり、
手荒れが発生します。

【治療】
通常はサリチル酸ワセリンや副腎皮質ホルモンの軟膏を塗って治していきます。
かゆみや炎症が強い場合は抗アレルギー剤の内服も併用します。

【注意点】
保湿剤をこまめに塗りましょう。手洗いや洗剤の使用は最小限にしましょう。
また水仕事の際は、綿手袋をした後に、ゴム手袋を着用し手を保護しましょう。

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ホクロ

ホクロは正式には母斑細胞母斑といい、母斑細胞が増殖した良性腫瘍です。
診断する上で重要なのは癌ではないかどうか見極めることです。
悪性黒色腫(ホクロの癌)の特徴を以下に示しておきます。
① 大きさが7mm以上
② 形がいびつで、色むらがある。
③ 境界が不鮮明
④ 急に大きくなっている
御心配になられた方は、皮膚科専門医に相談されてください。

【治療】
悪性かどうか心配な症例や、盛り上がっていてひっかかるホクロは局所麻酔をした後、除去するようにしています。
ホクロを取る方法は、くり抜き法と炭酸ガスレーザー治療の2つがあります。
どちらの方法を選んでも、必ず病理検査(ホクロの細胞や組織を顕微鏡で詳しく検査すること)を行うようにしています。

【注意点】
特に足の裏に気になったホクロがあれば、皮膚科を受診しましょう。

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たこ・魚の目

手や足の裏の一部が角質化した状態です。
痛くないものをたこ、痛いものを魚の目といいます。

【治療】
サリチル酸を成分としたはり薬で治療したり、角質を削って、魚の目の芯を除去します。

【注意点】
うつる病気であるウイルス性いぼとの区別が重要ですので、なるべく皮膚科を受診しましょう。
足に合った靴を使用しましょう。

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にきび(ニキビ)

にきびは性ホルモンの働きなどにより、毛穴の中の油分が増え、毛穴の出口がつまることから始まります。
この結果、毛穴の中に皮膚の角質や皮質がたまり続け、にきびが目に見えるようになります。
これが白ニキビ(毛穴が閉じて白っぽく見えるタイプ)、黒ニキビ(毛穴が開いていて毛穴の汚れが黒く見えるタイプ)の状態です。
ここにニキビ菌が増殖すると炎症が起こり、膿をもったり、赤く腫れた状態である赤ニキビになります。

【治療】
毛穴の詰まりを取り除くディフェリンゲルが使えるようになり、にきび治療は大きく前進しました。
さらに、症状に応じて、抗菌剤のぬり薬や飲み薬を併用することにより各段階のにきびに対応できます。
また、毛穴のつまりを改善しつつ、にきびの原因菌であるアクネ菌の増殖をおさえるベピオゲルを併用することもあります。
さらに、ディフェリンゲルとベピオゲルの合剤であるエピデュオゲルも最近登場し、ニキビ治療の選択肢が増えています。

【注意点】
・規則正しい生活を心がけましょう。
・睡眠は十分とり、疲労を蓄積しないようにしましょう。
・食事は偏りなく、野菜もたっぷり食べましょう。
・洗顔は朝・晩2回、優しくこすらないようにしましょう。
・髪が肌に刺激をあたえないようなヘヤースタイルを心がけましょう。
・にきびの塗り薬の乾燥や刺激を最小にするため、必ず保湿剤(ヒルドイド)を併用するようにしましょう。
・効果が実感できるまで3ヶ月ほどかかりますが、根気強く治療を続けましょう。


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しもやけ

しもやけ(凍瘡)は寒冷などの温度差で、皮膚の血行障害を起こす病気です。
気温が5℃前後で、日中と夜間との気温差が10℃以上になる時期に、起こりやすいといわれています。
年齢的には園児や小学生に多く発生します。
性別では女性に多くみられ、成人になっても悩まされる方もいらっしゃいます。
しもやけができやすい部位としては、手指、かかと、足の裏、耳たぶが多いようです。

【治療】
血行を改善するため、保温を心がけ、ビタミンEや漢方を内服することが主体となります。
炎症が強い場合は、副腎皮質ホルモン剤を外用させます。

【注意点】
11月の寒くなる時期より前から、手袋や靴下を利用して、寒さにさらされ続けるようなことがないよう気をつけましょう。
特に成人のしもやけで、一見ただの凍瘡に見えて
その裏に実は、全身性エリテマトーデスや強皮症といった膠原病が隠れていることがあります。
ただのしもやけと自己判断せず、できれば皮膚科専門医を受診されることをおすすめします。

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いぼ

いぼには、ウイルスによる尋常性疣贅と老化に伴う老人性疣贅があります。

①尋常性疣贅
尋常性疣贅はヒト乳頭腫ウイルスによって起きる皮膚の感染症で、手のひらや足裏に多くみられます。

【治療】
通常は液体窒素という冷たい液体でいぼを凍らせて治していきます。
その他、ヨクイニン内服、グルタルアルデヒド外用、トリクロロ酢酸塗布、炭酸ガスレーザー照射、
ブレオマシン局所注射、電気焼灼などもおこなっています。

【注意点】
いぼが小さいうちに治しましょう。
放っておくと、他の部位や他人にうつったり、いぼが成長して大きくなることがあります。

②老人性疣贅
30歳を超えるころからできる顔、首、手の甲など主に日光露出部にできる黒いいぼで、ごくありふれた良性腫瘍の一つです。

【治療】
外科的切除、液体窒素による冷凍治療、レーザー照射により除去します。

【注意点】
黒っぽい腫瘤であることが多いため、皮膚癌と区別しなければいけません。
皮膚科を受診しましょう。

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帯状疱疹

体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。
帯状疱疹は、体の中に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

【治療】
治療の基本は抗ウイルス薬を7日内服することです。
抗ウイルス薬は効果が現れるまで3日はかかります。
飲み始めてすぐに効果が現れないからといって、途中で内服するのをやめないようにしましょう。

【注意点】
帯状疱疹は抗ウイルス薬により治ります。しかし、その後に残る帯状疱疹後神経痛が問題となることがあります。
高齢者の場合、皮膚症状が激しかったり、治療開始が遅れると神経痛が残りやすくなりますので、
できるだけ早期に皮膚科を受診されてください。

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単純疱疹

発熱、ストレス、疲労、紫外線による免疫低下が発症のきっかけとして、
再発を繰り返してほぼ一定の部位にできます。

【治療】
抗ウイルス薬の内服及び外用が効果的です。

【注意点】
ピリピリ感やムズムズ感などといった前駆症状を自覚した段階で治療開始するのがベストです。
症状はいっそう軽くてすみます。

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やけど

やけどには、高温の水や物質の接触により、皮膚の急激な炎症が起きるものと、
比較的低い温度で長時間接触することによって起こる低温熱傷とがあります。
まれに化学物質による化学熱傷および紫外線による日焼けも熱傷として扱われます。

【治療】
やけどした時は、アイスパックや水道水で約30分間冷却してください。
当院では炎症止めの軟膏と痛み止めの併用による治療を行います。

【注意点】
程度がひどい場合は、冷却しながら来院してください。また水疱を安易に破らないようにしましょう。

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虫刺症

虫刺されは、虫が刺す、咬む、またはふれることによって生じる皮膚の炎症のことです。
この炎症には注入された毒による作用によるものと、毒に対するアレルギー反応によるものとの2種類があります。

【治療】
皮膚の炎症の程度に応じてステロイドの外用と抗アレルギー剤やステロイド内服を行います。
一方、ハチ刺症によるアナフィラキシーショックの場合は、直ちにアドレナリン投与を行い、
必要に応じて全身管理が必要となります。

【注意点】
屋外の虫による虫刺症を防ぐためには、肌の露出を避け、虫除け剤を使用しましょう。
毛虫皮膚炎の対策としては、毛虫の好発時期(6~9月)に生息しやすい植物(サザンカやツバキ)に
近寄らないようにすることも効果的です。
一方、室内に住み着いている虫による虫刺症を防ぐためには、市販の燻煙型殺虫剤を使用し、
ノミ刺症の場合はペットの駆虫を行いましょう。
アナフィラキシーの既往がある方には、アドレナリン自己注射薬(エピペン)の携帯が勧められます。

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水虫・爪水虫

水虫は、白癬菌と言うカビが原因で起こる皮膚の感染症です。白癬菌は皮膚の角質の成分であるケラチンを栄養源にしています。
そのため、角質成分が多い足や手が水虫になりやすいのです。
爪も皮膚の一部であり、ケラチンを豊富に含んでいるので、白癬菌が寄生しやすい部位です。

【治療】
症状がなくなったように見えても、白癬菌は皮膚の中で生きています。
自分の判断でやめないで、少なくとも3カ月は抗真菌剤をぬり続けましょう。
爪白癬や角化型足白癬などは、塗り薬だけでは治療が難しく、飲み薬を使います。
薬を服用する期間は爪白癬の場合、テルビナフィンで6ヶ月が目安です。
内服中は副作用早期発見のために採血を行うことがあります。

【注意点】
・お風呂場の足拭きマットはよく洗い、日光で干し乾燥させておきましょう。
・絨毯や床は掃除機でまめに掃除をしましょう。
・タオルやスリッパは別々にし共用しないようにしましょう。
・水虫は治りにくい病気です。治療はあせらず、根気よく続けることが大切です。

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乾癬

乾癬とは、皮膚が赤くなって(紅斑)、表面に銀白色のふけのようなもの(鱗屑:りんせつ)ができて、
ポロポロと剥がれ落ちる皮膚の病気です。
多くは、円形や楕円形をしていますが、その大きさ・形はさまざまです。かゆみを伴うこともあります。
皮疹は腕や脚の伸側・腰部・臀部・頭部に繰り返し現れ、慢性的に経過します。
皮膚以外にも、爪の変形や関節炎を伴うこともあります。

【治療】
・外用療法として、ステロイド外用剤、ビタミンD3外用薬
・内服療法として、ビタミンA誘導体、免疫抑制剤
・光線療法として、PUVA療法、ナローバンドUVB療法、エキシマライト
などがあります。
乾癬は良くなったり、悪くなったりを繰り返すのが特徴です。焦らずにゆっくり治療に取り組みましょう。
ビタミンD3とステロイドがひとつになったお薬(マーデュオックス軟膏)が発売され、1日1回塗布で、高い効果が期待できます。症状が改善してきたら、ステロイドを徐々に減らしてビタミンD3外用薬だけで良い状態を保つようにしましょう。

【注意点】
・皮膚への刺激が少ない服を身に着けましょう
・感染症に注意しましょう
・野菜や魚などを多く摂り、バランスの良い食事を心がけましょう
・飲酒・タバコは控えましょう
・ストレスを貯めないようにしましょう
・日光に当たる機会を多くしましょう

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白斑

白斑とは、皮膚の一部の色が白く抜け落ちる皮膚病です。
別名、しろなまずとも呼ばれます。
皮膚の組織の中で、メラニンと呼ばれる黒い色素をつくる能力が低下することによって生じます。
自己免疫異常がその原因と考えられています。

【治療】
・ステロイド外用療法
・PUVA療法、ナローバンドUVB療法
・エキシマライト
・手術療法
があります。
特に、エキシマライトは単一の波長の紫外線を照射する治療法で、白斑の部分のみに
強いエネルギー照射を行うことができます。
従来型の機器の100倍以上の出力があり、皮膚のより深い層に到達し、
高い治療効果が期待できます。

【注意点】
・白斑の周囲の皮膚が日焼けすると、色のコントラストが目立つことがあります。
あまり日焼けをしすぎないように、日焼け止めを上手にしましょう。

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